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薬剤師について、仕事の内容や将来性まで様々なことを紹介します。将来薬剤師を目指す方にもおすすめです。
新卒薬剤師が最初の3年で意識すべき4つの点
さまざまな業界で、新卒入社後3年間のキャリアは重要だといわれますが、それは薬剤師も例外ではありません。 最初の3年間の過ごし方次第で、差がつきます。自分のキャリアを見据えて、計画的に取り組んでいきましょう。
まず、わからないことや基本的な質問は早々に解決することを意識しましょう。 学生時代にどれだけ知識を身につけてきたとしても、実際に働いてみると、わからないことがたくさん出てくると思います。どんなに忙しい現場だったとしても、わからないことがあれば周りの先輩に質問するようにしましょう。 スギ薬局では、トレーナーによるマンツーマン研修(OJT研修)が中心となります。忙しい現場では、聞かないと教えてもらえないこともあるので、自ら質問するスキルが大事になります。 新人ということを武器に積極的に質問をし、多くのことを吸収していきましょう。
働き始めると、「この上司とは馬が合わない」「思っていたより仕事が忙しい」といった辛いことも出てくるでしょう。 そういった場合には、一度ポジティブに考えるてみることも大切です。 たとえば、「思っていたよりも忙しい」という人は、それだけ他の人よりも多く仕事を経験できているということです。また、相性の悪い上司と上手く接することでコミュニケーション能力も向上することでしょう。
昇給や昇格を目指すのであれば、会社に対して自分の成果をアピールすることも欠かせません。 残念ながら薬剤師は、営業職などと比べて成果を数字で表しづらく、評価されにくい職業です。 そこで、「自分が会社にどれだけ貢献したか」をうまくアピールすることが大切です。たとえば、「人手不足の薬局に積極的にヘルプに入った」「店舗の収益をアップさせた」などを積極的にアピールしていきましょう。 アピールするスキルはどこの職場でも欠かせないスキルなので、入社3年目までに身につけておくと、その後のキャリアに生きてきます。
ただなんとなく働くのではなく、キャリアビジョンのゴールをいくつか明確に定めておきましょう。 たとえば、「3年目までに管理薬剤師になりたい」という目標を立てたとします。そして、その目標を達成するためには何を学ぶべきなのか、何が必要なのかを考え、プランに落とし込んでいくのです。 キャリアビジョンが明確にある人とない人では、意識に大きな差が生まれます。自分のキャリアアップのために、目的を持って取り組んでいきましょう。
薬剤師の将来性は?
厚生労働省の予測によると、薬剤師は2037年には360,000人まで増え、10万人以上もの薬剤師が余ってしまう可能性があるといいます。 しかしながら、薬剤師が過剰となるのは都心部だけで、地方では依然として薬剤師不足の状態が続くとも考えられています。
AI時代を迎える中、医療現場でも治療の補助や調剤、服薬指導の場面において、AI技術の導入が検討されています。 現段階でAIはあくまでも人の補助的な役割で、薬剤師の業務すべてをAIがこなせるわけではないのです。 データ処理などのAIが得意なことはAIが、「患者様の相談に乗る」「不安を緩和してあげる」といった人間にしかできないことは薬剤師、というように上手く役割分担していくことが大事なのではないでしょうか。 一方で、ただ機械的に単純作業を行っている薬剤師は、AIに代わられる可能性も否定できないため、意識して業務にあたると良いでしょう。
時代が変化する中で、薬剤師の仕事も変わりつつあります。今後、増加していく薬剤師の仕事について紹介します。
健康サポート薬局とは、厚生労働大臣が定める一定基準を満たしている薬局のことです。 定期的に患者様の健康相談を行い、わずかな変化に気づき、服薬や健康の悩みを解決する能力が求められます。
現在、厚生労働省では、薬局を「通常の薬局」「地域密着型」「高度医学管理型」の3つに分類し、専門性を高めていく案を検討しています。
在宅医療に必要な医療材料や衛生材料などの提供、服薬状況の確認、残薬管理の指導を行います。 また、夜間・休日対応の機能も備えており、開局時間外の電話相談や緊急時における調剤、近隣薬局との連携して対応することも役割の一つです。
抗がん剤など特殊調剤対応が目的です。 高度な知識・技術と臨床経験を持つ薬剤師が、医療機関と連携して高度な薬学的管理・指導を行い、副作用などの情報を医療機関へ提供することで、患者様により良い医療を提供していきます。
薬剤師としてスキルアップするためには
市場価値の高い薬剤師になるためには、専門知識や時代の流れを読んだスキルを身につけることです。 長きにわたって活躍できる薬剤師になるためにも、今後のキャリアについて考えてみましょう。
抗がん剤の調剤や、在宅医療、セルフメディケーション、自然療法などのニーズが多様化する中で、それらの知識・技術・臨床経験を持つ薬剤師のニーズはさらに高まるでしょう。 また、専門薬剤師や認定薬剤師の資格を取得することで、自分の能力を客観的に証明する武器になります。
近年、がん治療などで外来化学療法が増え、調剤薬局でも高度な調剤ができる薬剤師の需要が増えています。 医薬分業が進み、抗がん剤などの特殊な調剤ができる高度医学管理型薬局の新設も検討されています。 それらに対応できる高度な知識や技術を持つ薬剤師の需要は高まるばかりです。
高齢社会が進む中で、薬歴や健康状態の管理が必要になる高齢者が増えてきています。 また、通院が困難だったり寝たきりの患者様に対して、医師や看護師が自宅や施設を訪問する在宅医療の患者様も増加傾向にあります。 そういった中で求められるのは、看護や緩和ケア、注射坐位点滴の無菌調整の技術や知識です。 総合病院などで勤務することで、こうした専門知識が習得でき、在宅医療にも生かせるかもしれません。 また、かかりつけ薬剤師として勤務した場合には、定期的に薬を処方し、患者様の体調や健康に関する悩みに対応していきます。 その中で、医師よりも近くで患者様をサポートでき、専門知識が身についていくことでしょう。
2017年1月より、「セルフメディケーション税制」が始まりました。 しかしながら、ドラッグストアには多くの市薬品が並んでおり、どれを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。 そういった中で、ドラッグストアでお客様一人ひとりにあった市薬品を選んでくれる薬剤師が重要な役割を果たします。 より活躍するためには、お客様のニーズを把握するための観察力や会話力、そして医薬品を選ぶための豊富な知識が必要になってくるでしょう。
薬に頼らず、漢方やハーブなどで自然治癒力を高める方法も注目を集めています。 病気の治療だけでなく、日頃から健康や美容のために利用することで、病気を未然に防ぐ効果があります。 患者様にとっては新しい選択肢となり、これから需要が見込める分野でしょう。
薬剤師の仕事内容とは?職場別の違いについて
薬剤師は、毎日どんな仕事をしているのしょうか。ここでは、多くの薬剤師が行っている「調剤」「服薬指導」「薬の販売」について紹介します。
医師が発行した処方箋にしたがって、適切な量の医薬品を準備していきます。いくつかの医薬品を混ぜ合わせたり、錠剤を粉砕したりするほか患者様が1回で服用する分を包んだりしています。 また、「患者様に合っているか」「ほかの薬との飲み合わせは問題ないか」も併せて確認します。 もちろん処方箋を出すときに医師が確認していますが、医薬分業の考えに基づき、薬剤師も確認し二重でチェックします。このように厳重に確認することで、医療ミスを防ぎ、患者様に適切な薬を処方することができます。
調剤を終えた薬を患者様に提供し、服用方法の説明をします。この服薬指導を行うことで、患者様が自己判断で服用を中止することや、服用量を勝手に増減させてしまうことを防ぎ、適切な服薬を促します。 また、調剤した薬剤師とは別の薬剤師が服薬指導を行うことで、「処方箋と提供する薬に誤りがないか」確認する調剤薬鑑査を行います。
ドラッグストア薬剤師は、主にOTC医薬品の販売を行います。 お客さんから質問を受けた際に、症状に合わせた医薬品を紹介したり、現在服用している薬との飲み合わせを考えることもあります。 OTC医薬品は風邪薬や頭痛薬などの一般的なものから、コレステロールを抑制する薬や発毛剤まで幅広くあるため、それらの豊富な知識が必要になります。
薬剤師の仕事内容や役割は、職場によって大きく異なります。職場別に、薬剤師の仕事内容を紹介していきます。
ドラッグストア薬剤師の主な仕事は、お客さんの症状に合わせたOTC医薬品紹介し、販売することです。処方箋がないため、薬剤師の判断で薬を選んでお勧めできるというやりがいのある仕事でもあります。OTC医薬品だけでなく、健康食品やサプリメントなども取り扱っているため、幅広い商品知識が求められます。 また、レジ打ちや商品陳列など薬剤師以外の仕事も行います。 お客さんと接する機会が多いため、接客が好きな人やコミュニケーション能力が高い人に向いています。
近年、薬剤師の就職先としてドラッグストアが人気の職場となっています。ドラッグストアの薬剤師が感じるやりがいを3つ紹介します。
医者が出した処方箋を基に調剤を行います。また、現在服用している薬との重複しないか、処方箋の期限は切れていないかなども確認します。 一つ間違えれば命に関わりかねないので、正確性が求められる仕事です。 また、服薬指導や患者様へのヒアリングを行うため、コミュニケーション能力も求められるでしょう。 調剤薬局で扱う薬の種類や忙しさは、近くにある病院によって異なります。たとえば、総合病院の近くの調剤薬局はすべての診療科の薬を扱いますし、眼科や整形外科近くの薬局では限られた薬を処方することになるでしょう。
在宅医療とは、寝たきりの患者様や通院が困難な高齢者のもとへ、医師や看護師が訪問する医療サービスです。 在宅医療薬剤師は、医師に同行したり、単独で患者様宅や施設を訪問し、服薬指導や薬剤管理指導を行います。 医師や看護師だけでなく、ケアマネジャーやヘルパーとも上手く連携することが大切です。在宅医療専門の薬局は少なく、調剤薬局に勤務して在宅医療も担当する薬剤師が多いようです。
職場によって異なる薬剤師の仕事内容について紹介しました。 同じ薬剤師でも職場によって求められる素養が異なります。自分がやりたい仕事内容を考え、自分にあった職場を検討してみると良いでしょう。