DXによる業務の生産性向上や、顧客生涯価値向上のための取り組みを行っています。例えば「いつでも、どこでも、手のひらにスギ薬局」をコンセプトにしたスギ薬局アプリでは、病気予防や健康に関する情報や購買情報に合わせたクーポンを配信。また店舗での接客においてはデジタルコミュニケーションを強化し、どのような悩みを相談したか、どんなサンプルを試したかなどを記録する台帳もDX化する予定です。このようにDXの推進を図りながら、one to oneマーケティングを強化していきます。

スギ薬局では、高い専門性や強みを持つ国内外の企業と連携し、協働・共創することでトータルヘルスケア戦略を推進しています。現在、アジアを中心に、台湾、ベトナム、マレーシア、香港の現地企業と業務提携。商品の提供や経営ノウハウの共有、人財交流などを行っています。今後も戦略的にパートナーシップを結びながら、国内外の地域の健康に貢献していきます。

「未来の健康」をテーマに、日本のヘルスケアの最先端を体験できる店舗「SUGI＋ 羽田イノベーションシティ店」を株式会社アイシンと協業して創設。この店舗はDX実験型パイロット店舗と位置づけられており、店内各所にはリアルタイムで音声を認識して文字化する機器が設置されているほか、AIカメラによって入店者の計測や属性分析が行えるようになっています。

スギ薬局では、SDGsの取り組みも積極的に行っています。例えば、脱炭素社会の実現に向けて店舗に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを導入。また循環型社会を実現するために、ペットボトルやお薬シートのリサイクルも実施しています。今後もサステナビリティ経営を推進し、環境・社会に関わるさまざまな課題を解決していきます。